2001・08・10〜13 表尾根銀座縦走
    

 

*** 行った山 ***
           
北アルプス表尾根銀座縦走
(感謝と感動の山旅!)
      
*** 行った日 ***
     
2001/8/10 〜゙ 2001/8/13
     
*** お天気 ***
10日    曇り → 雨
11日 曇り → 雨
12日 雨 → 曇り
13日 快晴
*** メンバー ***
jaja,Mackey
*** 温泉 ***
アルペンホテル(500円)
はじめて入ったがお風呂は温泉ではないけれどバス停から近く、安く、綺麗!
*** 打ち上げ ***
   
松本駅前のお蕎麦家さんにて
(さすが信州!!蕎麦が美味しい♪)
    
*** 食事 ***
 
10日 パン 
おにぎり
山小屋ご飯
11日 ベーグル、チーズ、スープ
カレー
山小屋ご飯
12日 ベーグル、チーズ、スープ
ラーメン
山小屋ご飯
13日 ベーグル、チーズ、スープ
パスタ&キムチピラフ
お蕎麦屋さん

      ・フリーズドライのラーメンの具が見た目はグロッキーだけど
       なかなか美味しい!
      
      ・パスタやキムチはフリーズドライを使用したが
       表示通りに水を入れてしまうと多すぎてしまう傾向にあるので
       少なめにした方が良いようだ。 

     

*** 詳細 ***

− 1日目 −

新宿 7:00  
毎回おなじみのアズサの始発で。しかし、今回は指定が取れず、
jajaに自由席を取っておいてもらう。(ありがとー!)
それでも、乗車する人は多く、バラバラに座る。

    

jajaも私も隣の席の人は山好きな人で、朝から山の話しでおなか1杯になる。
ちなみに、jajaの隣は、パンフレットを作成する会社の人で山の写真を撮っている人。
その方の出展する写真展にもお誘いを受ける。
私の隣は、上高地に自然学習に行く方で、山歴40年!の大ベテランの人で
いろいろ興味深い話しも聞けて勉強になる。

    
中房温泉 11:00
11:15

タクシーを相乗り。3人組みの人達と一緒で、バスよりも安価に収まる。(1400円)lucky!
そのタクシーの運転手さんがまた凄いひとで、ヘリコプターの運転免許を持っていて
遭難救助隊に入ってるとか、家族でアコンカグアに行ったとか、K2に登った事がある
とかなどなど・・・・、凄い話しを聞きつつ中房温泉へ向う。

        

バカ話をしつつ第一ベンチ、第二ベンチ、富士見ベンチと良いペースで登る。
第一ベンチで、昼食。
         
合戦小屋 14:05
14:30

ここで恒例のスイカを食べる!
去年より100円上がって800円。但し、1/8サイズなのでなかなかの食べ応えあり。
このあたりから、雨が本格的に降り始め、雨合羽を着る。
    

高山植物がたくさん現れはじめ、雨がシトシト降っているがのんびり花を眺めながら登る。
槍はガスの向こう側で全く見えない。

   
燕山荘 15:30
燕山荘でチェックインを澄ませ、早速、いつものカフェテリア?でビールを飲む。
二人とも凝っている、高山植物の図鑑が置いてあり、高山植物の勉強会状態なのだが
イマイチ埒が開かない。
夕食後、人の「オー!!」と言う声でなんだなんだぁ???と思い外を見ると、全く見えなかった
槍が夕暮れの闇が迫る中ぼーっと見えて幻想的。(ジーンと感動!)
恒例の小屋主の赤沼さんのホルン&トークショーを聞くが、昨年とほぼおんなじ話し。
がっ、私は新鮮だったリする。
(理由:昨年は眠っていたから(^^ゞ)

布団はスリーピングバックが一人につき1つで文句無いスペースがあると言った感じ。
同室の二人組みの人達はキャリアの長い方々で、そのうちのひとりの方の苗字が
なんと!
「燕」さん。んーなんと言う奇遇・・・・。            
           

  

ウサギギク チングルマの果実
トリカブト ミヤマアキノキリンソウ

   

− 2日目 −

      

燕山荘 4:30         
日の出前に目が覚め、外を見ると曇ってはいるが視界は広いので燕岳山頂へ
行くことにする。
途中、コマクサの群落が目を引く。 
         
燕岳山頂 5:00
山頂で団体さんと遭遇。
どうやら、北燕岳に行く途中のコマクサの群落まで足を伸ばすようなので何気に後からくっついて
行ってコマクサのピンクの花畑を見物。
ちょっと遅いのか、イマイチコマクサに元気が無いのがちょっと寂しい・・・。

     
燕山荘 5:45
6:40

朝食を食べて早速尾根歩きをはじめる。
                 

だんだん天気が良くなる気配・・・・、遠くに見える槍を眺めながら、二人で「槍、槍」と大騒ぎをしつつ
気分のよい尾根歩きを堪能する♪
途中、大天井岳の頂上が晴れたりガスったリ・・・・。
昨年一度大天井岳の頂上は踏んでいるので、ピークには拘らず、天気が良かったら頂上を
目指す事にするが、どうやらはっきりしないので迷いつつ歩く。
      
大天井岳
分岐
9:15
9:30

分岐までやって来ると、大天井の頂上はガスっているのでココは楽をしてエスケープルートで
頂上のは登らず、大天井ヒュッテを直接目指す事にする。
     

途中、北鎌尾根へ向うための貧乏沢への分岐がある。
ここで北鎌尾根に行った気分〜♪と言う事で、3、4メートル入ったところまで行って記念撮影(^^ゞ
途中、クサリ、ハシゴが現れはじめ、高度感のある道にドキドキしながら歩く。、
       
大天井
ヒュッテ
10:20
10:30

今日は一日中お盆である事が信じられないくらい静かで出会う人もまばら。
はてさて、一体燕岳山荘で会った人々は何処へ行ってしまったのだろうか!?
大天井ヒュッテの前においてある、ベンチでちょっとお昼寝。
ずっと眠っていられたらなぁ〜と思う。  
       
  


このあたりからちょっとずつお天気が崩れ始めてくるが、時間的には大天井岳を
ずるしてしまった分かなりの余裕がある。
        

ビックリ平 11:15
11:55
多分何も目印が無いけれど、稜線上に出た広々とした場所があったので
そこがビックリ平だろーと言う事でお昼を食べる。

天気がまたまた崩れてきそうなので、先を急ぐ・・・。
真っ白な世界をひたすら歩く。   
           
ヒュッテ
西岳
13:55
思ったより、あっけなく本日の最終目的地であるヒュッテ西岳に到着。
山小屋からすぐに行ける西岳の山頂へ登る・・・、が何も展望無し。
山小屋へ再び降り、お決まりのビールで乾杯♪を真っ白な中外ではじめる。
外で喋っていると、途中からまた小雨が降り始める。
     
山小屋は予想以上に空いていて、広いスペースを使って眠る事が出来た。
夜には団体さんのリーダーからいろいろアドバイスを受ける。
そして、今晩もまたまた高山植物について勉強。
       

 

          燕岳

           槍とイルカと私?

            はるか彼方に槍がよく見えた!

        コマクサ

      お昼のカレー

         途中にこんなお花畑が・・・!

     

− 3日目 −

      

ヒュッテ
西岳
5:45         
早朝に目が覚めると・・・、雨・・・・。で二人して一気にテンションが下がり気味。
そんな二人を見て、昨晩いろいろアドバイスをして頂いた団体のリーダーが一緒に
行くお誘いを受ける。東鎌尾根にちょっとビビリ気味だったのもあって、このお誘いを受けて
団体さんと行動を共にする事にする。
    

さっそく、団体さんと歩き始めるが、最後にいる添乗員さんの前にちゃんと入れていただき
すっかり団体さんの一部(^^ゞ(とても心強い!)
団体さんは5人ずつ3班まで分かれているが、ちゃっかり2人で4班を作ってしまう。

クサリやハシゴの連続で緊張しつつ歩く。
    
水俣乗越 7:00
やっぱり真っ白で視界無しの状態。
きっと高度感の有る道なのだが、その高度感が全く感じない。
                         

添乗員さんの前であることを良い事に高山植物の名前を聞きながらひたすら歩く。
(この時が一番勉強になりました!)
すっかり、体育会系のノリで完璧に他の団体さん達ともすっかり仲良くなり、冗談を
言いつつ、歩く。
しかし、この時が今回の4日間で一番雨足が強かったにゃあ・・・・。
              
ヒュッテ
大槍
9:00 無事にヒュッテ大槍に着きほっと一息・・・。             
天気がよかったらとても綺麗だろう!と思われる道を歩く。      
槍岳山荘 10:00
肩の小屋に着くが全く、槍は見えず。
私達は明日も登れるが、この日は団体さんと最後まで行動を一緒にして槍に登れた
感動を共に味わおう!と思い、荷物を置いて、またまた一緒に山頂を目指す。
(この頃には雨はやんでいた。)
         
  


辺りは真っ白世界のせいか、全く槍待ちは無し。
高いところが好き・・・、と言っても岩の急斜面を手と足を使いながら登るのははじめて。
ちょっとビビリつつ山頂を目指す。
ハシゴの向こうはさんちょうだよーの声に励まされつつ登る。

槍ヶ岳
山頂
11:40 なぁーんにも見えないけれど、槍ヶ岳の頂上に立てただけでとにかく感動!!
みんなで「バンザーイ!」と・・・、団体の皆様方と喜びを分かち合う。
下りもマイペースで降りる。        
槍岳山荘 12:20
槍岳山荘で明日天気になる事を願って、槍岳山荘に泊る事にする。
昼食を食べ,おおばみだけの山頂方向へお散歩へ行くが、
視界が悪いので途中で引き返す。
その後もコーヒーを沸かしたり、ビールを飲んだりだぁーらだーぁらと過ごす。

夕食の時には偶然の再会!!(↓ 参照)

そしてそして、夕食後には団体さんの打ち上げに参加。
結局、槍岳山荘の従業員の方々や、道を整備しているおじさんなどなどを巻き込んで
山が好きなたくさんの人達と大宴会となる。
リーダーの息子さんの針の木岳の雪渓結婚式の話しや、従業員の方々の日々の話し
等など大変興味深い話しをたくさん聞く事が出来た。
(槍岳山荘も9月には本館の立て替え工事をはじめるそうだー)
そして、結局消灯をオーバーしてもヘッドランプを便りに宴会は続いた・・・(^^ゞ    
       

 

お昼に食べたラーメン 大槍で?逆立ち(?_?)
   
ミヤマアキノダイコンソウ ホンの一瞬だけ見えた槍の頂上

 

− 4日目 −

      

槍岳山荘 5:20   早朝に「おー!」と言う声で目が覚め外を眺めると、槍ケ岳の黒いシルエットと
満天の星空! おまけにペルセウス流星群の極大日だったので、じっと空を眺めていると流れ星が時々空を横切る。
今まで悪天候が続いたので感動も大きい!

御来光も見ずに朝食を済ませ槍ケ岳の山頂を再び目指す!
本日は快晴。
素晴らしいパノラマを期待できそうだ!
槍ケ岳
山頂

タイミングが良かったせいか、梯子の所待つ程度で今日もスムーズに登れる。
ただし、山頂はすれ違うのも大変なくらいすごい人ごみ。
山頂で今回は素晴らしいパノラマを堪能。
       
槍岳山荘 6:40
さっさと下山の準備をし、最後に眺めを堪能しつつ帰途へ・・・。                        

何度も何度も槍をふりかえりつつ、別れを惜しみつつ下山。
お天気も最後の最後によかったので、この日の感動もひとしお。
しかし、日にち的に下から登ってくる人の多い事、多い事・・・・。
            
槍見ヶ原 9:00
槍見ヶ原で最後に槍をみつつ昼食を計画したのだが、槍は見えず???
どうやら樹が茂っていて、見えないらしい。
残念! 仕方が無いので横尾まで行くことにする。
      
だいぶお疲れモード・・・。      
横尾 10:00
さすがに横尾は混み合っている。座るベンチもなかなかか見付からないくらい。
すっかりもう終わった気分で食事をするが、まだまだなんだなぁ〜・・・。
                       
  


バスの時間に間に合わずお風呂を逃しそうなので、いつも通り横尾〜上高地間を
ダッシュで歩きつづける。この時が一番応えたなぁ〜。
上高地が遠いよ〜....。
     

上高地 11:40
何とかお風呂にも入れ、何とかバスにも間に合う。
この日は、新島々への臨時便が多発していて希望通りの松本直行バスには乗れず。
残念!!
新島々の駅前ではスイカが売っていて、小さいが100円と安価!
私はアイスを食べたので食べなかったが、次回は挑戦しよー。
       

 

頂上から常念岳方面を眺める

本当に去りがたかった槍ケ岳

今来た道を振り返れば・・・。



 

*** その他のお話 ***
           

1.今回はまず何よりも3日目に行動を共にして頂いたリーダーや添乗員さん
  そしてツアー客の皆様方に心より感謝致します。
  皆様と一緒に行動できて本当に楽しかったし、最高の良い思いでが出来ました。

2.すごい偶然な事があった!
  槍岳山荘で夕食待ちをしていると、後に並んでいる2人がどうも見覚えの有る顔。
  多分、今回どこかで会ったのだろう・・・、と思っていたら、昨年燕岳〜蝶ヶ岳で
  一緒だった二人組みの人達だったのです。
  どうやら、似たような事を考えた様で一つ向こうの連なりに行こう!と言う事で
  彼らは槍〜穂縦走をしているらしいのです。
  また来年北アルプスでお目にかかりましょー♪
    

3.高山植物にもたーくさん出会えました。

  今回出会えた主な高山植物・・・。
  ウサギギク、ウメバチソウ、ミヤマダイコンソウ、イワギキョウ、イワツメグサ
  ミヤマアキノキリンソウ、コマクサ、ハクサンフウロ、タカネナデシコ、
  ニッコウキスゲ、トリカブト、ゴゼンタチバナ、ミネウスユキソウ、クルマユリ・・・・。

                   
         
*** 反省点 ***

1.私は大概オヤツが多すぎてしまったりして、荷物が重くなってしまう傾向にあるが今回  はなかなか上手くいったようだ。
  ちなみに今回のオヤツは・・・。
  ブドウパン、プルーン、ウメ、カリントウ(小袋)、チーカマ、カール(小袋)、

2.多くは語らないが・・・・忘れ物には気を付けようね〜。
  私も、jajaも・・・(^^ゞ

 

 

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